市税滞納議員は潔く名乗り出よ!(その3)

6月24日の熊日新聞に、私の福祉厚生常任委員会での発言が掲載されていましたので、当時の状況と見解をご説明したいと思います。
6月23日の福祉厚生常任員会の予算審議の冒頭
荒木:「委員長、予算審議の前に発言させてください。」

坂本委員長:「はい。何でしょうか?」

荒木:「先日から熊日新聞において市議会議員の税金滞納疑惑が、記事になり市民から真相解明を求める声が多く届いてます。
また一部報道(月刊ポリシー297号)では、滞納疑惑の議員の名前と国保税を滞納していて催告書まで発送されていたと、具体的に掲載されています。
 この委員会は、税務課を所管しており国保税の審議もしますので、名前が挙がっている議員が滞納していたということであれば、議決の正当性が揺らぐので、滞納していないなら報道は嘘だと言って欲しい」


水上議員:「本議案とは関係ないから説明する必要がないのでは?」

荒木:「議員の滞納は市民の納税意識を低下させることにつながる。本当であれば納税の根幹を揺るがすものであるから、議案と関係ないとは言えない」

暫時休憩になり、議会事務局長が呼ばれる。

局長:「議案審査を優先させてほしい」

荒木:「分かりました。しかし、滞納が事実だと後日分かったら、議決の有効性を問われるのではないか?」

とのやり取りが20分くらいありました。この間、滞納疑惑議員は一言も発することなく、ただ下を向いていました。
 次の日、坂本委員長より議事録に残るので「発言の撤回」を求められましたが、議員には「発言自由の原則」がありますし、私自身の発言には市民の代弁者としての責任もありますので拒否しました。
 6月29日には全員協議会が予定されていますので、この滞納問題について何らかの審議はされると思いますが、報道以降、ダンマリを決め込んでいる議員には、自らのことで議会全体いや菊池市政に迷惑をかけているという自覚をもってもらいたいと思います。
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一般質問をモニターで傍聴しませんか?

令和3年第2回定例会が6月11日に開会しました。
私の一般質問は、6月21日(月)11:00からですが、新型コロナウイルス感染防止のため、議場内での傍聴ができません。
議場前のモニターもしくは各支所(七城・旭志・泗水)でのモニター傍聴ができます。
 今回の質問で②参与(特別職)の設置についてとしていますが、参与という特別職を市民の方でご存じの方は少ないと思います。
 菊池市では市長に助言できる識見者を月額45万円で雇用しています。(もちろん副市長もいらっしゃいます)
財政が厳しい中に、費用対効果も含め参与職の必要性についての質問を計画しています。
 議場での傍聴はできませんが、ぜひリアルタイムでのモニター傍聴をお待ちしております!

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市税滞納議員は潔く名乗り出よ!(その2)

 5月20日の熊日新聞に「議員の税滞納疑惑再び」というタイトルで、菊池市議会議員の市税滞納問題が報じられました。
この報道を受け、朝早くから私にも「滞納議員に対する今後の対応」や「許せない」といった電話が20件以上ありました。
 さすがに「滞納している議員はあなたですか?」というお問い合わせは前回、議員滞納を調査する100条委員会の委員長を務めさせていただいていましたので無かったです(笑)
 しかし、同僚議員には多数「あなたですか?」とのお問い合わせがあっていると聞きました。
 お問い合わせがありました市民の方からは、個別具体的に滞納疑惑議員の名前を挙げる方がいらっしゃったことには驚きでした!
 報道翌日の21日の月例会では、木下議員が「これだけ問題になっている以上、市民に対しての説明責任(疑惑の解明)を果たす必要がある」や松岡議員が「市民と議員で滞納の定義が違うことは許されない」との意見がありました。
 私も前回、議員滞納問題を調査した第一人者として、「ここで全員に1人1人聞いて滞納の有無を明らかにして欲しい」との要望を伝えましたが、大賀議長から「6月21日の納税証明提出後に判断する」との問題を先送りするような結論になったことは残念でなりません。
調査賛成派の意見はありましたが、新聞で個人情報なので議員が税情報を公開する必要がないと報道された調査反対派からは何の発言もありませんでした。
 6月議会が11日から開会しますが、この件が闇に葬られることがあってはならないと考えますので必ず問題提起しますし、滞納疑惑議員には1日でも早く名乗り出て議員辞職されることを勧めます。
 一部では「2、3日遅れただけ」との釈明を市民にしていると聞きましたが、2、3日の納税遅れで督促状が出ることはありません。ましてや催告書まで発行されているとすれば、差し押さえ寸前ということですから悪質な滞納です。
 市民の方で経済事情により滞納される方については、国民の義務とはいえ猶予される部分もあって然るべきと考えます。
 しかし、市議会議員は予算審議において税金の徴収率をチェックする立場にあり、さらにコロナ禍においても議員報酬は、決まった日に満額出ています。
その報酬が市民の税金から支給されていることを考えると、いかなる理由があろうとも議員の滞納は許される行為ではありません。
 個人情報との理由で白を切り通せると思っているのかもしれませんが、必ず暴きますし暴かれます。

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マジで

プロフィール

takayuki araki

Author:takayuki araki
荒木崇之(50歳)

1973年7月
熊本県菊池市泗水町福本生まれ

泗水町立泗水小学校卒業
泗水町立泗水中学校卒業
県立鹿本高等学校卒業
宮崎産業経営大学卒業

1996年4月1日
泗水町役場に入庁
泗水町教育委員会社会教育課(5年)
泗水町農業委員会(5年)

2005年3月22日
市町村合併により菊池市へ

菊池市議会事務局(5年)
菊池市役所税務課(1年)
菊池市教育委員会泗水分室(10か月)

2013年1月31日
菊池市役所を退職

2013年4月14日
菊池市議会議員補欠選挙で初当選

2014年5月25日
菊池市議会議員一般選挙で1,935票の得票をいただき当選(2期目)

2014年6月7日
福祉厚生常任委員会副委員長
菊池環境保全組合議会議員

2016年6月15日
総務文教常任委員会委員長
菊池環境保全組合議会議員

2016年12月23日
菊池市長選挙への出馬を表明

2016年12月26日
菊池市議会議員を辞職

2017年4月8日
菊池市長選挙に出馬(落選)

2018年5月20日
菊池市議会議員一般選挙で2,654票の得票をいただき当選(3期目)

2022年5月17日
菊池市議会議員一般選挙で無投票当選(4期目)

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