無投票に終わった菊池市議会議員選挙後、初の市議会定例会が7月15日に閉会しました。
最終日に、木下雄二議員が提案者となって、荒木崇之、二ノ文伸元議員、福島英徳議員、大山宝治議員が賛同者となり議員定数を20 人から16 人に削減する条例改正案を提出しましたが、
賛成5名・反対14名で否決(前議会から4度目の否決)されました。
私は、討論で
「有権者によって選ばれることなく、立候補者の意思だけで決まってしまったということは、民主主義の目的が果たされなかったことになる。前議会において、市民の意見も聞かず議員が自らの定数を20 人から削減しないとした議決が間違っていたことが無投票ということで証明された。前議会において議員定数の議論は出尽くしている。あとは、議員自らが身を切る改革をできるかどうかである」と賛成討論しました。
前議会で「市民の意見を聞いても自分の考えは変わらない」と言ってたある議員は、「議員を減らすとチェック機能の低下を招く」と反対討論をされてましたが、過去にこの議員が三セクの不正支出(横領)や図書館の高級椅子(1脚10万円)の入札問題等でチェック機能を果たしたこと一度もありません。
一般質問では「生理の貧困」など市へ費用負担を求める質問をされていますが、まずは「隗より始めよ」で議員が身を切ってこそだと思わないのか不思議です。
もう1人、前議会で「市民の味方である議員を減らすことは市民は望んでない」と言われてた議員は「定数削減の議論は慎重にしないといけない」と反対討論されていましたが、もうどれだけ前議会、前々議会で定数削減の議論をしてきたでしょうか?
「4名減らすと自分は落選だから」とある議員に話されてたようですが、自身が落選するから選挙をしたくないと本音をいえば良いのに・・・
最後に、私としましては、
「バッジ付けて偉そうにしとるけど無投票だけんな」と市民に言われたくないので、
願わくば早急に4名定数削減を行い、来年の地方統一選挙前に市議会を解散し、きちんと市民に選ばれた議員になりたいというのが本音です!ちなみに、写真は菊池市図書館に置いてあるイタリア製の高級椅子、1脚10万です(笑)
