今だけ!金だけ!自分だけ!

本日11月29日から令和4年第4回菊池市議会定例会が開会しました。
当日に議決を要する案件がありまして、それがコロナ禍により市議会議員の期末手当(12月ボーナス)が一部カットになっていたのでカット分を戻すという議案でした。
荒木:「市の職員の給与は生活給であるが、議員の報酬は生活給ではない!」
「これまで菊池市の厳しい財政状況を鑑みたときに、まずは議員が身を切る改革が必要と考え、議員定数の削減、費用弁償(議会出席ごとに2,500円)の廃止、コロナ禍の間は議員報酬30%カットを提案してきたがすべて否決されている。市民がコロナ禍できつい思いをしているときに、私たちだけ良い思いはできない。」
として反対討論しました。
 結果は反対9名、賛成10名で残念ながら可決しました。あと1人で否決にもっていけましたが、想いが通じなかったことは自分の反対討論の説得力不足だと反省しています。
 選挙のときに「市民のため」と言っていた議員がボーナスアップに反対したか?賛成したか?は、支持された各々の議員にお尋ねください。
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第三セクター交際費不正支出について(その2)

 11月21日(月)に菊池市議会全員協議会が開催され、令和2年から問題となっていました菊池市が85%以上を出資する「七城温泉ドーム」と「七城メロンドーム」の交際費が5年で2,000万も支出され、酒席でのコンパニオン代や外国人パブでの2次会に使われていたことが判明。
不正支出に対する不満の声を受け市の監査委員会が調査し、交際費2,059万円のうち523万円が不正支出と認定。
しかし、不正支出を行った2つの法人が自分たちで精査した結果、523万のうち263万だけ返納したいというのが前回までの報告でしたが、私たち5人はなぜ全額返さないのか?と説明を求めていましたのでその資料が提出されました。
とても納得がいく説明ではありませんでしたので、下記の件を江頭市長に問いました。

荒木:市長の判断で市の監査委員に調査をお願いした経緯がある。その監査委員が523万円が不当としているなら全額返還が当たり前である。第三セクターが半分しか返さないという決定を尊重するのか?監査委員の決定を尊重するのか?

市長:監査委員は523万円を不当としているが、返還しなさいとは言っていない!

荒木:「はぁ?」ではこれで交際費不正支出問題は幕引きにするつもりか?

市長:「無回答」そもそも何で議員に三セクの不当支出の明細を答えないといけないのか分からない?

荒木:「はぁ?×2」三セクは民間企業ではなく、年間の指定管理料(税金)が入っているし、土地建物の固定資産税は免除、修繕費も税金で賄っている。市議会に納得いく説明は当然でしょ!
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と市長から無責任な答弁が連発しました!この問題を当初から追及している私たち5名の議員からすれば、不当支出526万円全額返金をまず行い、その後に社長および取締役(市長も取締役の1人)が市民に対してどのような責任を取るかだと思います。
※なお、市長が三セクから供応接待を受けた分と市長後援会親睦会に三セクから支出されたお金は不当支出という判断が監査委員から下されています。
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プロフィール

takayuki araki

Author:takayuki araki
荒木崇之(50歳)

1973年7月
熊本県菊池市泗水町福本生まれ

泗水町立泗水小学校卒業
泗水町立泗水中学校卒業
県立鹿本高等学校卒業
宮崎産業経営大学卒業

1996年4月1日
泗水町役場に入庁
泗水町教育委員会社会教育課(5年)
泗水町農業委員会(5年)

2005年3月22日
市町村合併により菊池市へ

菊池市議会事務局(5年)
菊池市役所税務課(1年)
菊池市教育委員会泗水分室(10か月)

2013年1月31日
菊池市役所を退職

2013年4月14日
菊池市議会議員補欠選挙で初当選

2014年5月25日
菊池市議会議員一般選挙で1,935票の得票をいただき当選(2期目)

2014年6月7日
福祉厚生常任委員会副委員長
菊池環境保全組合議会議員

2016年6月15日
総務文教常任委員会委員長
菊池環境保全組合議会議員

2016年12月23日
菊池市長選挙への出馬を表明

2016年12月26日
菊池市議会議員を辞職

2017年4月8日
菊池市長選挙に出馬(落選)

2018年5月20日
菊池市議会議員一般選挙で2,654票の得票をいただき当選(3期目)

2022年5月17日
菊池市議会議員一般選挙で無投票当選(4期目)

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