市税滞納議員は潔く名乗り出よ!(その2)

 5月20日の熊日新聞に「議員の税滞納疑惑再び」というタイトルで、菊池市議会議員の市税滞納問題が報じられました。
この報道を受け、朝早くから私にも「滞納議員に対する今後の対応」や「許せない」といった電話が20件以上ありました。
 さすがに「滞納している議員はあなたですか?」というお問い合わせは前回、議員滞納を調査する100条委員会の委員長を務めさせていただいていましたので無かったです(笑)
 しかし、同僚議員には多数「あなたですか?」とのお問い合わせがあっていると聞きました。
 お問い合わせがありました市民の方からは、個別具体的に滞納疑惑議員の名前を挙げる方がいらっしゃったことには驚きでした!
 報道翌日の21日の月例会では、木下議員が「これだけ問題になっている以上、市民に対しての説明責任(疑惑の解明)を果たす必要がある」や松岡議員が「市民と議員で滞納の定義が違うことは許されない」との意見がありました。
 私も前回、議員滞納問題を調査した第一人者として、「ここで全員に1人1人聞いて滞納の有無を明らかにして欲しい」との要望を伝えましたが、大賀議長から「6月21日の納税証明提出後に判断する」との問題を先送りするような結論になったことは残念でなりません。
調査賛成派の意見はありましたが、新聞で個人情報なので議員が税情報を公開する必要がないと報道された調査反対派からは何の発言もありませんでした。
 6月議会が11日から開会しますが、この件が闇に葬られることがあってはならないと考えますので必ず問題提起しますし、滞納疑惑議員には1日でも早く名乗り出て議員辞職されることを勧めます。
 一部では「2、3日遅れただけ」との釈明を市民にしていると聞きましたが、2、3日の納税遅れで督促状が出ることはありません。ましてや催告書まで発行されているとすれば、差し押さえ寸前ということですから悪質な滞納です。
 市民の方で経済事情により滞納される方については、国民の義務とはいえ猶予される部分もあって然るべきと考えます。
 しかし、市議会議員は予算審議において税金の徴収率をチェックする立場にあり、さらにコロナ禍においても議員報酬は、決まった日に満額出ています。
その報酬が市民の税金から支給されていることを考えると、いかなる理由があろうとも議員の滞納は許される行為ではありません。
 個人情報との理由で白を切り通せると思っているのかもしれませんが、必ず暴きますし暴かれます。

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プロフィール

takayuki araki

Author:takayuki araki
荒木崇之(50歳)

1973年7月
熊本県菊池市泗水町福本生まれ

泗水町立泗水小学校卒業
泗水町立泗水中学校卒業
県立鹿本高等学校卒業
宮崎産業経営大学卒業

1996年4月1日
泗水町役場に入庁
泗水町教育委員会社会教育課(5年)
泗水町農業委員会(5年)

2005年3月22日
市町村合併により菊池市へ

菊池市議会事務局(5年)
菊池市役所税務課(1年)
菊池市教育委員会泗水分室(10か月)

2013年1月31日
菊池市役所を退職

2013年4月14日
菊池市議会議員補欠選挙で初当選

2014年5月25日
菊池市議会議員一般選挙で1,935票の得票をいただき当選(2期目)

2014年6月7日
福祉厚生常任委員会副委員長
菊池環境保全組合議会議員

2016年6月15日
総務文教常任委員会委員長
菊池環境保全組合議会議員

2016年12月23日
菊池市長選挙への出馬を表明

2016年12月26日
菊池市議会議員を辞職

2017年4月8日
菊池市長選挙に出馬(落選)

2018年5月20日
菊池市議会議員一般選挙で2,654票の得票をいただき当選(3期目)

2022年5月17日
菊池市議会議員一般選挙で無投票当選(4期目)

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