2021/06/01
市税滞納議員は潔く名乗り出よ!(その2)
5月20日の熊日新聞に「議員の税滞納疑惑再び」というタイトルで、菊池市議会議員の市税滞納問題が報じられました。この報道を受け、朝早くから私にも「滞納議員に対する今後の対応」や「許せない」といった電話が20件以上ありました。
さすがに「滞納している議員はあなたですか?」というお問い合わせは前回、議員滞納を調査する100条委員会の委員長を務めさせていただいていましたので無かったです(笑)
しかし、同僚議員には多数「あなたですか?」とのお問い合わせがあっていると聞きました。
お問い合わせがありました市民の方からは、個別具体的に滞納疑惑議員の名前を挙げる方がいらっしゃったことには驚きでした!
報道翌日の21日の月例会では、木下議員が「これだけ問題になっている以上、市民に対しての説明責任(疑惑の解明)を果たす必要がある」や松岡議員が「市民と議員で滞納の定義が違うことは許されない」との意見がありました。
私も前回、議員滞納問題を調査した第一人者として、「ここで全員に1人1人聞いて滞納の有無を明らかにして欲しい」との要望を伝えましたが、大賀議長から「6月21日の納税証明提出後に判断する」との問題を先送りするような結論になったことは残念でなりません。
調査賛成派の意見はありましたが、新聞で個人情報なので議員が税情報を公開する必要がないと報道された調査反対派からは何の発言もありませんでした。
6月議会が11日から開会しますが、この件が闇に葬られることがあってはならないと考えますので必ず問題提起しますし、滞納疑惑議員には1日でも早く名乗り出て議員辞職されることを勧めます。
一部では「2、3日遅れただけ」との釈明を市民にしていると聞きましたが、2、3日の納税遅れで督促状が出ることはありません。ましてや催告書まで発行されているとすれば、差し押さえ寸前ということですから悪質な滞納です。
市民の方で経済事情により滞納される方については、国民の義務とはいえ猶予される部分もあって然るべきと考えます。
しかし、市議会議員は予算審議において税金の徴収率をチェックする立場にあり、さらにコロナ禍においても議員報酬は、決まった日に満額出ています。
その報酬が市民の税金から支給されていることを考えると、いかなる理由があろうとも議員の滞納は許される行為ではありません。
個人情報との理由で白を切り通せると思っているのかもしれませんが、必ず暴きますし暴かれます。


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