2021/07/06
市税滞納議員は潔く名乗り出よ!(その4)
令和3年7月2日に令和3年第2回菊池市議会定例会が閉会しました。新聞で報道されましたのでご存じかと思いますが、看過できない発言がありましたので、山瀬義也議員に対して懲罰動議を提出しました。その内容ですが・・・
令和3年6月29日の議会全員協議会(公式会議)の場において
大賀議長:「市議会議員の滞納疑惑については、納税証明が出されたが該当者がいなかったので、これ以上は調べない」
荒木:「納税証明では現年度の滞納状況は分からない。納付日が記載された収納明細(10円のコピー代を払うと税務課からもらえます)を各議員が提出して、疑惑を晴らすべきだ」
との喧々諤々の議論があっている最中に・・・
山瀬議員:「市議会議員の滞納問題をあんまり調べることに、市民は、次は市民がやられるのではないかと恐れている。市役所職員にも市税を2,3ヶ月遅れて納めてるのがいっぱいいるし、ある県議から聞いたが、県議会でも遅れて納付してる県議がいる」
荒木:「今の発言は聞き捨てならない。山瀬議員、訂正してください。」
山瀬議員「私の個人的な見解です。」
といったような内容でした。元市職員(税務課勤務歴あり)の私としても、元同僚がなんの根拠もないのに侮辱されて黙っているほど馬鹿ではないので、懲罰動議の準備をしていたところ、
7月1日に大賀議長より電話で山瀬議員と猿渡副議長と4人で話したいとのことでした。議長室で大賀議長から懲罰動議を提出しないでもらいたいとの申し出があり、山瀬議員が発言の真意について話されましたが、理解できない言い訳ばかりでしたのでお断りしました。
その席上、大賀議長と猿渡副議長には「なぜあのような発言があった時に静止しなかったのか?」と疑問を呈しました。
以上が、懲罰動議提出までの経緯ですが今後は、懲罰委員会にて懲罰の度合いを決めます。
しかし、私は懲罰委員会のメンバーから外されました。(委員の選出が議長が決めます。)
いずれにしましても、山瀬議員の今回の発言は菊池市役所職員の社会的信用を貶めるどころか、市民の納税意識の低下につながりかねない発言です。
職員の名誉のために説明しますが、市税(国保税、固定資産税、軽自動車税)がありますが、職員は社会保険なので国保税の課税自体ありません。また固定資産税等を2ヵ月も滞納したとしたら懲戒処分の対象となりますし、少しでも遅れたら人事より注意されるので職員がいっぱい滞納しているというのは、明らかな虚偽発言です。
また、全く関係ない県議会議員の納税についても発言されていますので何を根拠に発言されたのか?ある県議から聞いたと言われていますが、誰なのか?懲罰委員会にて明らかになることを願います。
熊本県議会や市職員組合からの抗議文等が届くことが予想されますが、懲罰委員会の内容等についてもご報告したいと思っています。
最後にことの発端となった税金滞納疑惑議員は、何も発言せず座っていました。山瀬議員の発言にも怒りはありますが、疑惑をかけられているのに市民に説明責任も果たさず、無関係のように座っている滞納疑惑議員に対して、一番腹が立ちます!


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