2022/10/26
第三セクター交際費不正支出について
10月21日(金)に菊池市議会全員協議会が開催され、令和2年から問題となっていました。第三セクターの交際費不正支出について報告がありました。令和2年8月:菊池市が85%以上を出資する「七城温泉ドーム」と「七城メロンドーム」の交際費が5年で2,000万も支出され、酒席でのコンパニオン代や外国人パブでの2次会に使われていたことを熊日新聞が報じる。
令和2年12月:荒木たかゆきの一般質問において、江頭市長が2つの三セクから計27回の供応接待を受けていた。また、香典代の約100万円が使途不明になっていることが判明したことで、議員有志と100条調査会を提案するも否決。
令和3年12月:不正支出に対する不満の声を受け、市の監査委員会が調査し、交際費2,059万円のうち、523万円が不正支出と発表。
というのがこれまでの主な時系列ですが、全協において報告されたのが、不正支出を行った2つの法人が自分たちで精査した結果、523万のうち263万だけ返納したいとのこと。はぁ?
例えは悪いですが、これって泥棒が盗んだうち半分だけ返しますと言ってるのと同じではないでしょうか?
市の監査委員が523万を不正支出と認定してるのですから、全額返金するのが当然です!
また、使途不明な香典代165件のうち返金すると言ってきたのは、わずか23件でした。
このことについては、到底納得できませんでしたので返さないとした不正支出を1件1件すべて報告するように要望しました。
私の一般質問で市長は「会社が宴会を用意したので供応接待ではない」と答弁されていましたが、監査委員から指摘された宴会代6万3000円を全額返金しています。
これで、三セクは交際費不正支出問題を終わりにしたいようですが全額返金するまで終わらないと考えます。
最後に、全協においてこの件について厳しい意見を言ったのは、私たち5人(木下、二ノ文、福島、大山、荒木)の議員以外にはおらず、なぜか共産党議員も公明党議員もダンマリでした。


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