第三セクター交際費不正支出について

10月21日(金)に菊池市議会全員協議会が開催され、令和2年から問題となっていました。第三セクターの交際費不正支出について報告がありました。

令和2年8月:菊池市が85%以上を出資する「七城温泉ドーム」と「七城メロンドーム」の交際費が5年で2,000万も支出され、酒席でのコンパニオン代や外国人パブでの2次会に使われていたことを熊日新聞が報じる。

令和2年12月:荒木たかゆきの一般質問において、江頭市長が2つの三セクから計27回の供応接待を受けていた。また、香典代の約100万円が使途不明になっていることが判明したことで、議員有志と100条調査会を提案するも否決。

令和3年12月:不正支出に対する不満の声を受け、市の監査委員会が調査し、交際費2,059万円のうち、523万円が不正支出と発表。

というのがこれまでの主な時系列ですが、全協において報告されたのが、不正支出を行った2つの法人が自分たちで精査した結果、523万のうち263万だけ返納したいとのこと。はぁ?
例えは悪いですが、これって泥棒が盗んだうち半分だけ返しますと言ってるのと同じではないでしょうか?
市の監査委員が523万を不正支出と認定してるのですから、全額返金するのが当然です!
また、使途不明な香典代165件のうち返金すると言ってきたのは、わずか23件でした。
このことについては、到底納得できませんでしたので返さないとした不正支出を1件1件すべて報告するように要望しました。
私の一般質問で市長は「会社が宴会を用意したので供応接待ではない」と答弁されていましたが、監査委員から指摘された宴会代6万3000円を全額返金しています。
これで、三セクは交際費不正支出問題を終わりにしたいようですが全額返金するまで終わらないと考えます。
最後に、全協においてこの件について厳しい意見を言ったのは、私たち5人(木下、二ノ文、福島、大山、荒木)の議員以外にはおらず、なぜか共産党議員も公明党議員もダンマリでした。
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プロフィール

takayuki araki

Author:takayuki araki
荒木崇之(50歳)

1973年7月
熊本県菊池市泗水町福本生まれ

泗水町立泗水小学校卒業
泗水町立泗水中学校卒業
県立鹿本高等学校卒業
宮崎産業経営大学卒業

1996年4月1日
泗水町役場に入庁
泗水町教育委員会社会教育課(5年)
泗水町農業委員会(5年)

2005年3月22日
市町村合併により菊池市へ

菊池市議会事務局(5年)
菊池市役所税務課(1年)
菊池市教育委員会泗水分室(10か月)

2013年1月31日
菊池市役所を退職

2013年4月14日
菊池市議会議員補欠選挙で初当選

2014年5月25日
菊池市議会議員一般選挙で1,935票の得票をいただき当選(2期目)

2014年6月7日
福祉厚生常任委員会副委員長
菊池環境保全組合議会議員

2016年6月15日
総務文教常任委員会委員長
菊池環境保全組合議会議員

2016年12月23日
菊池市長選挙への出馬を表明

2016年12月26日
菊池市議会議員を辞職

2017年4月8日
菊池市長選挙に出馬(落選)

2018年5月20日
菊池市議会議員一般選挙で2,654票の得票をいただき当選(3期目)

2022年5月17日
菊池市議会議員一般選挙で無投票当選(4期目)

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